無題  Name : M.S色鉛筆
■本人のコメント
春の雪、ちょっとやわらかくて少しだけ暖かく、でもやっぱり寒いと思えるように。初めての花と雪。白い風景にでも白ではないし。
■講師からのコメント
白い雪を表現する遠景のボヤけた樹木や物の上に積もる柔らかそうな雪の質感の表現がとても良く描けています。特筆すべきは後ろの壁の色味でしょう。やもすると鈍すぎる配色になるベージュ+青の色味が画面全体をまとめつつ、作品内の色相のひろがりにも一役買っています。(渡辺聡)





 埋もれる  Name : 海堀 以久代 : ミクストメディア
■本人のコメント
胸のあたりの溶け込みが気に入っています。体を溶かしていく表現が苦労しました。
■講師からのコメント
今回は一貫した制作姿勢で、描きながらイメージを温めつつもぶれずに密度の高い「雪に埋もれる裸婦」が魅力的に仕上がりました。画材の性質もよく理解し、使う順番も効果的な絵肌に繋がったと思います。何より人の気配を残しつつ、抽象的魅力を感じるところが秀作です。(弓手研平)





 セミヌード  Name : 河原 トキ子 : 油彩
■本人のコメント
ポーズを捉えることが苦労しました。
■講師からのコメント
描き始めの思わぬ面白さに心弾みます。興に乗って描き進むうち、絵が萎えてがっかりされた経験があると思います。最初の大胆さがなくなり窮屈になったのです。あの時ストップすればよかったと思い悩みます。河原さんはナイーブな魅力のある感性をもっています。今回は形に随分と時間をかけました。構図はバッチリです。途中をピックアップしてみました。(辻司)






 シャガールの池  Name : 篠原 裕子 : 水彩
■本人のコメント
水面の映り込み、手前のガチョウが気に入っています。水面の映り込みが苦労しました。
■講師からのコメント
いつも端正な水彩画を描かれる篠原さんですが、今回も非常に緻密に山あいの風景と、その池への映り込みを表現されました。水面のゆらぎも程よく、天候や気温まで感じさせるような光と影が臨場感にあふれています。(河村雅文)






 サッカー選手 バッジオ  Name : 杉山 喜久子 : 油彩
■本人のコメント
顔が気に入っています。背景色を工夫しました。
■講師からのコメント
選手の表情から汗ばんだ雰囲気や、感情の抑揚といったものを感じる表現になっている。(中田幸夫)





 雉と騎士の舞台  Name : 棚橋 阿希子 : クレパス
■本人のコメント
雉が騎士に話しかけているような顔が気に入っています。バックの色(特に無地の処)が苦労しました。
■講師からのコメント
金属製の兵士の置物と剥製のキジ、質感の異なる2つのモチーフの描きわけが課題でしたが、それも良く出来つつ大変面白い画面構成となりました。2体が左側を見ている様な構成は、見るものに「何があるのだろう?」「何を見ているのだろう?」と言った想像をふくらませてくれます。(渡辺聡)





 見返り美人  Name : 中尾 絹枝 : パステル
■本人のコメント
見返り美人というタイトルにあった位置で描いていたので、雰囲気を出すことに気をつけました。手が苦労しました。
■講師からのコメント
人体の動作で少し振り返るポーズという日常で手前に見るポーズの中にひそむ難しさ、背の動きや手の動きまで顔だけにとらわれずバランス良く描けました。特に顔の魅力が体の表現の流れの中で表れてきたことが、中尾さんの制作リズム上ポイントになるかと思います。今後に期待しております。(弓手研平)





 カラフルな牛さん パーティにおでかけ  Name : 早瀬 幸子 : 油彩
■本人のコメント
目が可愛く描けた。色のバランス、牧草を描くのが時間がかかった。
■講師からのコメント
しっかりしたテーマを持たれ、自信を持った表現で可愛い動物たちを描いていっておられます。ユーモラスな表現が早瀬さんの明るい人間性を心地良く伝えてくれて、見ているものをワクワクさせてくれます。(大塚伸一)





 竹田城跡  Name : 麓 利行 : 油彩
■本人のコメント
やわらかい光が表現できました。遠近感や岩の色に苦労しました。
■講師からのコメント
明暗の調子の見方に上達がみられます。それにより近景から遠景までの距離が表現できました。漠然とした構図ですが色彩をはば広く使い楽しい画面となりました。今後もより深く色と形、構図を勉強していき、上達をねらって下さい。(才村啓)





 昼下がり  Name : 山本 啓子 : アクリル
■本人のコメント
人が気に入っています。影が苦労しました。
■講師からのコメント
さわやかな光と影、どこかで誰もが感じたことのある様な空気が表現されています。色々な事を前向きに勉強されている成果が出ています。それだけに仕上げる際に“何が足りないのか”を見極める力をより大切にして頂きたいと思います。この作品ではそれが実現できています。(森井宏青)






 跳ねる  Name : 由紀子 : 日本画
■本人のコメント
全部苦労しました。
■講師からのコメント
生きのいいメザシといふのもおかしなものですが、小品ながらほんとうに跳ねているような跳動感が伝わって来ます。メザシの配置、背景の効果、かつて水中を泳ぎ回っていたであろう命を甦えさせています。食されまた誰かの命の一部とならんことを。(北斗一守)