株式会社サクラクレパス


人物の下塗り

花の下塗り

クーピーペンシルを上手に使うコツは、力を入れずに軽くやさしく塗っていくことです。力を入れすぎて強く塗ると、塗り重ねる色がすべって乗らず、きれいな混色ができなくなります。色の薄い層を何層も重ねるような気持ちで、塗っていきましょう。

白い薔薇の下塗り

白い薔薇は、薄だいだい色、薄紫色、ねずみ色で塗ります。淡い紫やねずみ色の下塗に色を塗り重ねると、白さがいっそう引き立ちます。

赤い薔薇の下塗り

赤い薔薇は、茶色、こげ茶色で塗ります。茶色系で下塗りすることで、重ね塗りによって深みのある美しい赤い色がつくれます。

黄色い薔薇の下塗り

黄色い薔薇は、薄だいだい色、黄土色で塗ります。同系色で下塗りをすると、透明感のあるさわやかな黄色に仕上げることができます。

ピンクの薔薇の下塗り

ピンクの薔薇は、レンガ色、らくだ色で、それぞれ下塗りをしていきます。
淡い色で下塗りした薔薇の花に、色を重ねると、柔らかで微妙な色合いが表現できます。淡い色で薔薇の下塗りをすると、重ね塗りをした後に柔らかで微妙な色合いが表現できます。

花のしべ部分の下塗り

しべの影の部分はくちば色で塗り、しべの穂先は赤茶色で塗ります。しべの中心の部分はくちば色とレモン色で塗り、その周りは薄だいだい色を塗っていきます。

葉の下塗り 葉の下塗り

葉の下塗り

葉も花と同様に、色合いの差によって下塗りの色を変えます。

青みがかった葉の下塗り

青みがかった葉は、青色で下塗りをしていきます。この後、黄色で重ね塗りをすると視覚混合で青味がかった緑色のみずみずしい葉になります。

黄味がかった葉の下塗り

黄味がかった葉は、濃い黄色で下塗りしていきます。葉の塗り方のコツは、全体をおおまかに塗るのではなく、葉の右半分、左半分づつに分けて、葉脈に沿って塗ると、後で立体感が出やすくなります。

濃い緑の葉の下塗り

一番緑色が濃い葉は、補色になる暗めの赤色で下塗りをしていきます。補色で下塗りをすると、深い色合いの濃い色が表現できます。

明るい黄味がかった葉の下塗り

明るい黄味がかった葉は、明るい黄色で下塗りをしていきます。この下塗りによって、色づかいの幅が広がり、美しい色彩のリズムと調和が生まれます。またリアルな立体感や奥行きも表現できます。

花の重ね塗り 花の重ね塗り

花の重ね塗り

白い薔薇の重ね塗り

白い薔薇の花びら全体を、淡いベージュ色で重ね塗りしていきます。影の部分には、淡い紫色や淡い灰色を重ねていきます。白さを表現するのに、紙の白を塗り残こすのではなく、淡い紫と淡いベージュの補色対比の色を塗ることで、美しい白さが表現できます。しべ全体は明るい黄色で塗っていきましょう。しべの中央部分はくちば色、緑色で重ね塗りをします。しべの穂の部分は茶色で重ね塗りをし、陰影を描いていきます。

黄色い薔薇の重ね塗り

黄色い薔薇の花びら全体を、明るい黄色で重ね塗りしていきます。影の部分には、濃い黄色や茶色を重ねていきます。黄色や茶色のような同系色での重ね塗りは、透明感のあるやわらかな色合いになります。

明るいピンクの薔薇の塗り重ね

明るいピンクのバラは、最初に全体を淡い紫色で塗ります。その後、ピンク色で塗っていきましょう。淡い紫色とピンク色の混色で、はなやいだ明るいピンク色に仕上がっていきます。影の部分には、淡い紫色や灰色、だいだい色を重ねて陰影を描いていきます。

サーモンピンクの薔薇の塗り重ね

サーモンピンクの薔薇は、花びら全体を、ピンクで塗り重ねていきます。花びらの明るい部分にはオレンジ色を塗り重ねます。影の部分には、茶色を重ねていきましょう。しべ全体は明るい黄色で塗っていきましょう。周囲は茶色、中央部分は緑色やだいだい色で重ね塗りをしていきます。

赤い薔薇の塗り重ね

赤い薔薇の花びら全体を、朱色で重ね塗りしていきます。影の部分は、茶色で塗った後、赤色を重ねて濃淡を出しましょう。更に暗く濃い赤色を表現したい場合は、藍色を重ねていきましょう。

枯れた花全体を、黄色で重ね塗りしていきます。その後、暗い茶色と暗い緑色を重ねていきましょう。生き生きと咲き誇る花の色鮮やかさと、枯れた花の落着いた色合いの対比を表現していきましょう。

葉の重ね塗り 葉の重ね塗り 葉の重ね塗り

葉の重ね塗り

葉の色合いの違いによって重ね塗りの色を変えていきましょう。

青みがかった葉の塗り重ね

青みがかった葉全体に、明るい黄色を塗っていきます。緑色は青と黄色の混色で出来ているので、青の下塗りの上に黄色を塗り重ねると緑色になります。葉脈部分に青色を重ねて、陰影を表現します。葉脈の陰影がはっきりしてきて、しだいに葉っぱらしい形が出きてきます。

黄味がかった葉の塗り重ね

黄味がかった葉全体に、淡い青色を塗っていきます。葉脈部分に青色を重ねて、陰影を表現します。さらに陰影を濃くするために、濃い緑色も塗り重ねて行きましょう。

濃い緑色の葉の塗り重ね

濃い緑色の葉全体に、黄土色や褐色を塗っていきます。葉脈部分に濃い青色と濃い緑色を重ねて、よりはっきりした陰影を表現します。

明るい黄味がかった葉の塗り重ね

明るい黄味がかった葉全体に、淡い青色を塗っていきます。葉脈部分には青色や緑色を重ねて、陰影を表現します。葉の重なりの暗い部分全体に、暗い灰色、えんじ色、暗い緑色などの暗い色を塗り重ねて、この画面で一番暗い部分を表現します。思いっきり濃く塗って暗く表現することで、画面全体がひきしまってきます。明暗、濃淡の色合いをはっきりさせるために、明るいところは更に明るく、暗いところは更に暗くしていきます。画面全体を見渡して、暗さ明るさを強調するところに手を入れていきましょう。

消しゴムで消すことができるクーピーペンシルの特性を活かし、ハイライトを表現したり、濃淡の微妙なニュアンスも表現してみましょう。消しゴムを使った部分は、そのままにしておかないで、もう一度薄く色を塗って色合いを調整します。最後に、はみだしてしまった部分や色を塗り間違えてしまった部分を消しゴムで消しながら修正します。