株式会社サクラクレパス


建物の下塗り

建物の下塗り

建物の下塗り

建物は、淡い黄色で下塗りします。立体感を出すために、光にあたっている部分の明るさと影になっている部分の暗さを意識して塗り分けていきます。下塗りをしておいてから、その上に重ね塗りをすると、色のヴァリエーションが広がり、微妙な色合いが生まれて奥行きや実在感が表現できます。

建物の重ね塗りと木立、小舟を塗る 建物の重ね塗りと木立、小舟を塗る 建物の重ね塗りと木立、小舟を塗る

建物の重ね塗りと木立、小舟を塗る

建物の重ね塗り

壁は均一に塗らず、やや塗りムラを作ると、凹凸のある素材感が表現できます。壁の上の部分は、淡いベージュ色や褐色などの色塗り重ねながら描いていきましょう。窓の暗い部分は、濃い青色と褐色を塗り重ねて暗い色を作ります。

屋根は影の部分に青色の薄い色と濃い色を塗っていき、更にその上から茶色や黄色などの色を塗り重ねながら、深みのある影を作っていきます。最後に朱色に茶色を塗り重ねて深みのある色に仕上げましょう。

木立と小舟を塗ります。小舟は、全体に濃い青色で塗り、褐色系の色と青味がかった灰色で濃淡を作りながら塗っていきます。木立は黄土色をベースに、茶色系の色を塗り重ねていきます。影の部分は濃い青色や濃い茶色で塗ります。

木立の群生を描くには、木の幹の1本、1本の陰影を丁寧に描き込んでいきましょう。幹の陰影は光のあたっている方向を意識しながら、影をつけるようにします。

水面を塗る

水面を塗る

水面には最初黄土色で、さざ波の立つ部分を塗ります。その上から褐色系や青色系などを塗り重ねて、水面に波立つ様子を表現します。建物が水面に映る部分は、壁の黄色系よりも彩度と明度を落とした色を使うと、水面に映る感じが表現できます。空が水面に映る部分は、空の色よりも彩度と明度を落とした色を使うと、水面に映る感じが表現できます。

空と雲を塗る

空と雲を塗る

空の青さは、天上の高い部分は濃く、陸地に近い低い部分は淡くなります。空の上部分はキングスブルーとパーマネントレッドバイオレットの混色で塗っていきます。空の下部分は、アズールブルー、スカイブルーライト、コールドグレーライトの混色で塗っていきましょう。

空に浮かぶ雲には、立体感が出るように雲の陰影をていねいに塗り分けます。空の上部に浮かぶ厚い雲の部分には、スカイブルーライト、ウォームグレーライト、イエローオーカーで塗ります。中間部に浮かぶ雲には、影の部分にライラック、ウォームグレーライトを薄く塗り重ねていきましょう。

水をふくませた筆で色をのばす 水をふくませた筆で色をのばす

水をふくませた筆で色をのばす

水を含ませた筆で水彩色鉛筆を塗ったとこをのばします。水彩色鉛筆で描いた絵は、画面全部を水でのばすのではなく、水でのばすところ、水でのばさないところを作ると、水彩色鉛筆の特長を生かした作品に仕上がります。空の部分を水でのばして、奥行きのある空間の広がりを表現します。

水面は、水でのばすことで、さざ波が立つ水面のゆらぎを表現します。木立や建物の壁を水でのばして、やわらかく、ふんわりとした印象にしあげましょう。また、建物の影の部分など、暗さと重厚感を表現したいところを水でのばして陰影がでるようにしましょう。最後に完成へみちびくために、画面全体にメリハリをつけていきます。

水で濡れた画面に水彩色鉛筆で描く

水で濡れた画面に水彩色鉛筆で描くと、色合いの濃い太めのやわらかな線が表現できます。

水彩色鉛筆をじかに水につけて描く

水彩色鉛筆の芯を水につけると、クレヨンやクレパスで描いたような色が濃くべっとりと濡れます。特に、色合いを濃くして強調したい部分につかいます。

水で濡れた画面が乾いてから水彩色鉛筆で加筆する

乾いた画面全体を見渡して、水でのばしてぼやけ過ぎた部分などを、水彩色鉛筆で加筆しながら画面全体を調整します。