| 作品名 | ポール・マルリーの洪水の中の小舟(1876年) |
|---|---|
| 作家 | アルフレッド・シスレー |
| サイズ | 50×61cm |
| 所蔵 | オルセー美術館 |
アルフレッド・シスレー(1839〜1899)は印象派を代表する画家の一人です。1876年3月に当時住んでいたマルリー・ル・ロアで起こった洪水の情景を6点描いていますが、そのうちの2作目となる本作品は、水が少し引いた後の様子を描いています。
春の雪解けで増水した上流の水が、セーヌ川にいっせいに集まり洪水を引き起こしました。セーヌ河岸が水に浸されたため、小舟に乗って人が移動しています。シスレーもこの絵を描くために船に乗るか、足を水に浸していたことでしょう。災害に直面した人々の様子より、洪水によって生まれためずらしい風景に注目し、きわめて淡々と筆を運んでいます。