代表者今日、年間1700万人の日本人が海外に出かける一方、680万人の外国人が日本を訪問しています。

在日留学生の数も30年前と比べて、約20倍の13万人余りにも達しています。このように、過去四半世紀の間に、グローバル化が飛躍的に進展してまいりましたが、国際交流が人と人との交流から始まる事は、昔も今も何ら変わる事はありません。
とりわけ、日本と母国、さらには世界各地との架け橋となって活躍する事が期待される在日留学生との、草の根の交流の輪を広げ、心の通った交流を進めていくことが、今後ますます大切になるものと思います。

このような基本的な考え方に基づいて、私たちは大阪商工会議所留学生里親事業の継承を目的として、里親有志を中心に大学や日本語学校関係者等の協力を得て、「留学生さとおやの会」を平成15年に設立いたしました。
この会では、日本に学ぶ留学生と日本人家庭が家族ぐるみの交流を通じて、異文化理解の増進と地域社会の国際化に、寄与してまいりたいと考えております。