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小学校の先生方へ —日々の授業に役立つ情報満載—

コラム 外国語活動教育について

vol02.今、学校が、先生が、なすべきこと

小学校における外国語活動が来年4月より正式に導入される。すでに準備が整ったところ、 まだまだ進んでいないところ、はたまた、これから重い腰を上げようとするところなど千差万別である。 その中でも、あまり進んでいないところは、3月末までに必ず準備しておかなければならないことがある。 その一つが欠けただけでも、普段の授業に支障を来たし、ひいては保護者の不信感を招き、 子どもたちのやる気を削ぎ、結果的に他教科や学級運営へ悪い影響を与えかねない。 そこで、今回、外国語活動を始めるに当たって、学校で何を準備し、先生方は何をしなければならないのかについてまとめてみた。

初めに、学校側や管理職の先生が至急に取り組まなければならないことについてである。 まず、保護者及び子どもたちに、「外国語活動」の意義やねらいを周知徹底することである。 未だに保護者の中には、「小学校に英語が入り、子どもが英語を使えるようになるのではないか」との誤解や理想を抱いている人が多く、 授業が始まるやいなや、思っていたことと大分違うことに気づき、それが、学校や先生方への不信感にもつながることが考えられる。 そこで、学校通信や学級通信、保護者会等で、再三再四、学習指導要領の目標を分りやすく噛み砕いて説明していくことが必要になってくる。 また、教員が一丸となって(5、6年の先生方だけに任せないこと)、評価規準を確立することである。 もちろん、授業が開始され、若干の見直しは必要になるが、子どもたちの状況を考慮しながら、学校として、目標に合った規準を作りあげていくことが必要である。 これがあればこそ、指導が可能で、暗中模索的な授業は回避できる。 そして、学校の予算を利用したり、教育委員会にお願いしたりして、必要な教材・教具を事前に準備しておくことも求められる。 授業が始まって、「あれが無い。これが無い」では、充実した指導など期待できない。

次に、先生方のなすべきことである。まずは、外国語活動のねらいを再度確認することから始めたい。 決して、英語を教えるのではない。英語を駆使して、中学校の教員のように英語を教えてもらっては、小中連携もぶち壊しである。 コミュニケーション能力の素地とは何か。子どもたちのどこを伸ばすことが求められるのか、 再度理解し、そのために作成された『英語ノート』をどのように活用すればよいか考える。外国語活動は『英語ノート』を教えることではない。 『英語ノート』を活用しながら、子どもたちに合った内容に作り変え、先生方のキャラクターを生かしながら授業を構築するのである。

そこで、必要なのは、他の先生方の授業を見たり、他の小学校を訪問したりしながら、多くの授業に触れることである。 そこから、自分自身の授業のあり方の糸口が見えてくるはずである。 「これは、私にはできそうもない」「この程度であれば、私の方が上手」などと比較することで、 自分に合った理想の授業が見えてくるものである。「習うより慣れろ」。他の先生の授業に参加したり、自分の学級で実際に行ってみたりする。 すると、授業を通して子どもの変容が手に取るように見えてくるのも外国語活動の特徴である。 これは、先生方のこれからの長い教員生活の糧にもなるものでもある。

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菅 正隆(かんまさたか)
1958年岩手県北上市生まれ。
大阪樟蔭女子大学児童学部教授。前・文部科学省初等中等教育局教育課程課教科調査官、 前・国立教育政策研究所教育課研究センター教育課程調査官。
大阪府立高等学校英語科教諭、大阪府教育委員会指導主事、大阪府教育センター主任指導主事、 文部科学省初等中等教育局教育課程課教科調査官を経て現職。 一見怖そうに見えるが、実は涙もろい人情派である。あだ名に「闘う指導主事」「闘う調査官」等がある。 著書には、『学級担任のための「英語ノート」指導案70』(明治図書出版)等多数ある。

菅 正隆(かんまさたか)

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