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小学校の先生方へ —日々の授業に役立つ情報満載—

コラム 外国語活動教育について

vol07.参観者参加型公開授業のススメ

授業研究会というと、授業を公開し、今後の授業改善に向けて参観者とともに検討することが一般的かもしれません。しかし、授業を公開することは、この他にも様々な利点があります。まず、子どもたちが「参観者にみられる体験」、「参観者を相手にコミュニケーションをする体験」ができる点です。いつもの授業環境では、子どもたちは「見られること」に慣れていないため、実際に知らない人と出会ったときに必要以上に緊張してしまう場合もあります。友だち同士では出来るやり取りも、それ以外の人とはうまくできないということも多々あるでしょう。授業参観される方々をうまく活用して、様々な人と関わる場をつくることで、児童はいつもとは違った「できた感・達成感」を得ることにつながり、ひいては児童の積極的なコミュニケーションを図ろうとする態度を育成することとなります。また、「みられる」という体験は自分を意識することになり、児童に授業内での行動規律を守らせるという副次的効果も望めます。

もう一つの参加型公開授業の活用方法としては、参観者に児童の評価・みとりをしていただくことです。授業中に、授業者が全ての児童を観察することは非常に難しいでしょう。参観者が具体的に一人もしくは数人の児童・グループを観察することで授業者が後の評価をするための一助となることは間違いありません。多くの視点を活用して児童を記述することは日々の授業ではできないため、こうした公開授業という場を有効に利用すると良いでしょう。評価・みとりの観点は、あらかじめ授業者の意図しているものを中心にしながらも、参観者独自の視点から児童をみとることもお願いしておくと良いでしょう。新たな視点や児童の解釈が可能となり、いつもと違う児童の様子が見えてくるかもしれません。

他教科領域の授業で児童と参観者が関わることは、授業運営において好ましく思われないと考えられることも多いでしょう。できるだけ「空気のように」授業を参観することが望まれることが良い参観のスタイルとも考えられる場合もあります。しかし私は、外国語活動はクラス(授業)を開くきっかけになると考えています。コミュニケーションを豊かにするためには、「人との関わり」を増やしていくことが大切です。参観者の方々の協力により、子どもたちにとって新たな出会いの機会を作ってあげるとともに、評価や本当の意味での授業改善のための情報が的確に得られるでしょう。

これまでにも、授業公開を繰り返し行うことで、回数を増すごとに積極的に人と関わろうとしている児童の成長を目の当たりにしてきました。子どもたちのためにも是非先生方も授業を公開しクラスを開いてみてはいかがでしょうか。

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兼重 昇(かねしげ のぼる)
鳴門教育大学大学院学校教育学研究科准教授。
1971年山口県山口市生まれ。専門は英語教育。小学校学習指導要領解説外国語活動編作成協力者。現在、大学の支援のもと、通称「お遍路研修」事業として、様々な地域や小学校を訪問し、提案授業や教員研修をしながら自身の修行を続けている。著書に、「小学校新学習指導要領の展開-外国語活動編-」(明治図書出版)、「小学校英語わいわいがやがや玉手箱」(開隆堂出版)等多数。

兼重 昇(かねしげ のぼる)

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